みなさまこんにちは
先週に引き続き認定書の見方の解説いたします。
車輛図形をクローズアップします
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①の「XM」は
個々のパーツを交換してるという意味です。
②のW0のWは波うち、つまり鈑金修理跡。
交換はしてないが
鉄板たたいて、パテ盛って削って、
色塗るといった修理は行っている
ということです(板金修理)。
つまり交換するほど凹んでないということに
なります。
この車の場合、
ボンネットと、右側フェンダー交換。
右ドアを鈑金してる
ということになります。
一般的にW-鈑金してる方が
XM-交換より当たり具合がましなんですが、
交換するほど凹んでるが
鈑金でごまかされてたり、
仕上がりが良くない物もございます。
Wの後の数字0がその仕上がり具合を表し、
W0は修理状態が良好、
見た目はプロでも分からない位の仕上がりですよ。
W1は目立たない修理跡、
W2が目立つ修理跡、
W3は再修理要
と判断できます。
修履歴を確認の上、
図形上の記号で
U-凹み、A-傷、P-変色その他を確認します。
後ろの数字は凹みや傷の深さではなく大きさとなります。
1-500円玉で隠れるもの。
2-クレジットカードで隠れるもの
3-A4サイズ以内
4-それ以上
となります。
ただ、ここで注意しなきゃならない
部分がございます。
傷は爪で引っ掛かる物を
基準としております。
その為、
表面のクリアにキズがあるだけでも
範囲が広ければA3となりますが、
地肌の鉄板まで達するような傷でも
500円玉で隠れたらA1となる為、
一概に傷の程度を判断しにくく
A3よりもA1の方が
見た目が悪い場合もあります。
傷の大きさだけでは
計れない部分もあります。
結局のところ
ネットで認定証参考に修復跡を確認したうえ
現車を見て傷等確認、
納得の上のご購入がいいと思います。
車によっては認定がついてない物もありますが、
修理跡等は調べてもらえます。
皆様の車選びの参考に
是非ご参考になればと思います
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