皆様こんにちは
今回は前回の続きでいよいよここからが修復歴有車になっていきます。
リアのエンドパネルが交換されてるということは、
溶接止めされてるリアのトランクフロアにまで波及してる
可能性がある為、そこを見ていきます。
明らかにシーラー(水の侵入を防止する充填剤)がメーカー出荷時
とは違い、修正されてる跡が分かります。
この時点でモノコックボディだと骨格の一部であるトランクフロアが
板金されてるということで、この時点で修復歴となります。
ただ、修復歴にも状態により3ランクにわかれており、トランクフロアまでだと
軽微な部類になりますので修復歴Aランクとなります。
査定の際はさらに深堀してどういう修理をされてるかをさらに見ていきます。
くるまの下から下回りを見ていきます。
下回り、メインフレームとなるリアサイドメンバー先っちょにわずかに鈑金
跡がありますが、この事故ではここまでということが分かりましたので、
このサイドメンバー交換されてたら修復歴Bランクになりますが、
この車においては板金のみなので、
修復歴Aランクということで確定となります。
正直言って修復歴車となりますがこの車、走行には全然問題ございません。
が、修復を要因とする不具合部分はメーカー保証対象にはなりません。
また、次回の下取り、転売の際は修復歴査定価格は減額されます。
上記のこと踏まえてお安く購入することもできます。
車買ったら乗りつぶすまで乗るよ!
って方にはいいかもしれないですね