みなさまこんにちは
前回述べたように中古車購入時修復があるかどうか買う立場
からすると一番気になるところだと思います。
なので・・
我々がお車を査定する時やはり修復歴車(事故車)かどうか
が非常に重要になります。
ただ、どこまでが修復有か無か査定する人によって違ってくると
おかしなことになる為、日本査定協会というところが
日本全国共通の査定基準を設けており、
我々はその基準を基に修復歴の判断をいたします。
では、我々が査定をする上でどう修復歴を見ていくか
実際の修復歴有車の写真を交えて
解説したいと思います。
まずは車全体を遠くから見てバランス、色がおかしくないかを見ます。
そして、各ドアのヒンジ部をチェックしていくと・・
リアゲートのボルト部分に異常が!
何らかの理由で外されたということです。
ということでリアゲートをチェックします。
リアゲートが交換されてることが分かります。
ただ、前回申し上げた通り、ちょっと凹んだりしただけで交換
される場合もございますので、ここまでなら修復歴とはなりません。
さらに深堀していきます。
追突事故に巻き込まれた可能性がございますので、ボディ側も見ていきます。
ボディの溶接部分を見ていくと・・・
リアのエンドパネルという場所が交換されてることが分かりました。
ということですが、ここまででも、修復歴とはならず、
外板価値減点という修復歴にはならないが、近い修理はしてますよ
ということになります。
次回に続く