こんにちは。(セニアカーの中の人)です。
昨年4月の道路交通法改正の施行で、

自転車に乗る人のヘルメット着用が努力義務になりましたが、
先日、警視庁が今年7月に実施した調査で
自転車に乗っていた5万2618人のうち
ヘルメットを着けていたのは8924人で
「着用率」は17%
去年の調査よりも3.5ポイント高くなっていることがわかりました。
都道府県別では、
愛媛県が69.3%で最も高く、
四国では
徳島が18.2%
高知県が16.9%
香川県が8.5%
という結果になっています。
徳島県は全国平均を上回ってはいるものの、
去年と比べて0.2ポイントのマイナス
となっており、
他地域で着用率が向上傾向のある中で、
普及への取り組みが課題となっているそうです。
さて…セニアカーですが
「道路交通法」上では「歩行者」となりますので、
ヘルメットの着用は必要ありません!
ですが、事故の際に頭部を守ることは重要です。
徳島県には
「徳島県自転車の安全で適切な利用に関する条例」
(平成28年3月18日公布)があり、
その中で第12条の1項
「保護者(親権を行うもの、未成年後見人その他のもので、
未成年者を現に監護するものをいう)は、
監護する未成年者が自転車で
安全で適正に利用することができるよう、
必要な教育を行うよう努めねばならない」とし、
2項では
「高齢者の同居者等は、高齢者に対し、
乗車用ヘルメットの着用その他の自転車の
安全で適正な使用に関する事項について
必要な助言をするよう努めなければなない」
としています。
この2項の文言は自転車の使用に関してのものです。

しかし、ご家族やご利用者が
セニアカーご利用の際に
危険を感じたり、
危険回避のために必要だと感じたら、
ヘルメットの着用を
おすすめします。
※ちなみにヘルメットの日は「5月1日」です。
大阪府東大阪市に本社があるヘルメットを手掛ける会社が
自転車用ヘルメットの着用促進と、
その重要性を呼びかける目的で制定、
2016年に日本記念日協会により認定・登録されました。