
河は眠らない。。。
2017年のシーズン最後のチャンス。あの、あの大岩魚の影を追って、故 開高健縁の奥只見にあるフィールドへ向けて、輝ける闇を駆け抜けてきました。
禁漁間近のギリギリまで悪足掻きのような釣りは今季が初めてで、例年ならサッサと諦めていた時期に当たる9月末頃。それというのもあれほど肉薄しておきながら、経験と想像力がほんの少し足りなかったが為にあと少しのすんでのところで指の隙間から零れてしまった栄誉が、惜しくて惜しくて仕方なかったからに他なりません。難しいとはわかっていても、挑戦しないという選択肢は今期の私には有りませんでした。どこかに活路はないものか、アレはどうだコレはどうだ、アレは違うコレはダメ。万策尽きてなおもう一度、この次は、またその次なら、、、不撓不屈とはこのことかと、それでいてそれがダメな理由なのではないかとも思えたり、思えなかったり、、、
なにはどうあれ、釣れませんでした。
清々しささえ感じられる完敗。出来ることはある程度やりきったのではないかと思います。難しいから面白いし、挑戦のし甲斐があるというものです。とは言え、去年釣り逃がした大物は、簡単に釣れないことにほっとした思いがありましたが今期のそれはあまりにも巨大であったことと難局を乗り越えて打開した先のフックアウトだったので意味合いがやや違いますが、それでもなお受け入れる他には選択肢などありはしないので、精進を自身に誓うのみなのであります。。。来期はより素晴らしい記憶・記録で彩れるよう、東奔西走駆け抜けたいと思います。
あと、スイフトスポーツは凄いです。今までのスズキ車のなかで一番と言っていいほど面白い車なのではないかと思います。検討していた方は安心してください、「買い」です。
以上、釣り師菊池がお届けしました。
それでは。