なぜ冬の凍結路面でタイヤが滑るのか?
冬道の「滑り」の原因は、路面の氷上にできた「水幕」です。
車が氷上を通ると、氷にかかる圧力で水分が溶け出します。
氷に水分が加わることでツルツルと「滑り」やすい状態になってしまうのです。
路面温度0℃付近が「最も水が溶け出しやすい」ため
「最も滑りやすい状態」だと言うことができます。
例として
夜間に凍った路面が明け方の気温上昇で溶け始めた時など、
危険を感じたことはないでしょうか?
凍結した状態から0℃付近まで気温が上がる為、水が溶けだします。
気温がより低い場合は、水がとけだすことがなく、滑りにくくなります。